蚊取線香

夏の風情を醸し出す渦巻状の蚊取線香。
日本の縁側に似合いますよね。

昨今では、ベープマットの普及であまり見掛けなくなりましたが、「日本の夏、金鳥の夏」ってことで親しみを覚えます。

その昔は、蚊遣り火(かやりび)という言葉があって、文字通り蚊を追い払っていたのです。
蚊遣りブタにこの「蚊やり」という言葉が残っていますね。
今でも追い払う意味がありますが、「蚊取り」ということで、蚊を遠くへ遣るというより、
むしろ退治してしまおうというニュアンスが強いように思われます。

蚊遣り火というのは、のこくず・クスの木片・除虫菊をいぶすことで蚊を追い払います。
蚊取線香にも除虫菊は入っていて、
除虫菊の花・茎・葉の粉末に松の葉と緑色染料が加えられています。

有効成分はピレトリンといって、除虫菊に含まれる有機物質で、黄色い粘性の液体です。

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蚊遣りから蚊取りに変化していったのは面白いですよね。
これとよく似た言葉の変遷を感じさせるのが、「カミソリ」です。
今ではヒゲを剃るのにもかかわらず、「カミソリ」と言っていますよね。
昔の人はカミソリで文字通り髪の毛を剃っていたようです。

シェーバーとかシェービングという言葉が盛んに使われるようになっている今では、
カミソリも死語になりつつあるのでしょうか。

蚊といえば、「蚊の鳴くような声」とか「蚊のすねのような足」という表現があります。
ハエは「五月蝿い(うるさい)」と書くぐらい、音がするものですが、
蚊はその真逆で蚊の鳴くような声・・・なんですね。面白いものです。
以前の記事にも書きましたが、ハエと蚊はフマキラーに関連しているんですよ(笑)。

蚊のすねのような足・・・アニメの「ルパン契ぁ廚鮖廚そ个靴舛磴い泙后
蚊のすねのような足に、ローキックを一発見舞えば、簡単に折れてしまうんでしょうか(笑)

蚊帳なんていうのも懐かしい響きです。
密室のマンションでは必要のないものですが、日本建築の家では隙間がたくさんあって風通しも良く、
蚊もあちらの部屋からこちらの部屋へとやってきたのです。

今の世の中では、蚊帳の中で眠るなんて考えられないのかもしれません。
防犯上も宜しくないですからね。
でも、風通しのいい蚊帳の中で夢見心地になりたいものですよね。

あと一つよく耳にする話ですが、蚊はO型の血が大好きって本当なんですかね。
僕もO型なので少し心配です(笑)。
確かに周りの人よりはよく刺されるのかもしれません。

蚊取線香は英語で、mosquito coilといいます。

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