1281732f.jpg 愛知万博をはじめ、各地の観光地でもベロタクシーは活躍しています。
僕の住む奈良でも、環境に配慮したベロタクシーが走っています。
観光客にはなかなかの人気のようです。
この9月に閉幕した愛知万博にも参加していましたよね。

ベロはラテン語で自転車のことを表します。

ベロタクシーとは、ドイツ製の三輪自転車タクシーのことをいいます。

屋根のついた後ろの座席は意外に広く、大人2人と子供1人が座れます。
アルバイトのお兄さんがペダルを踏みながら、街の案内をしてくれます。
平均時速は11キロで、カラフルな企業広告と共に風を切ります。
走る広告塔とも言われ、この広告収入で経営を支え、運賃はアルバイトの運転手に渡されるそうです。

ベロタクシーとよく似たものに人力車がありますよね。

京都の嵐山や奈良市内で見掛けます。
人力車には広告がない分、風情が感じられます。
さじずめ、人力車とベロタクシーは観光地内に於いてはライバル関係にあるのでしょうか・・・でも、本質的にサービスの質が違いますよね。料金にも雲泥の差があるようです。

ベロタクシーの利用者は観光客だけでなく、高齢者の方々が買い物に使ったりもしています。
色々な用途があるんですね。

その際に、フリーターの若者運転手との間に会話が交わされます。
人的交流にも一役買っているベロタクシー、高齢化社会到来に向けて
希望の持てるシステムではないかと思います。

ここで、ベロタクシーの「ベロ」関連する英語をご紹介しておきます。

velocityで「速さ、速力、速いこと」といった名詞になります。
A typhoon is approaching at a velocity of 20 km per hour.
台風が時速20キロの速度で接近している・・・という意味になります。

veloceは音楽用語で、「速く」という意味の副詞です。

ベローチェという名前の喫茶店がありました。ご存知の方はいらっしゃいますか?
前の記事にも書きましたが、これは PRONTO とよく似た意味があるのではないでしょうか。手早いサービスは大切ですからね。

ベロタクシーが走るのは・・・道路(笑)
ここでひとつ回文を。 道路はロード・・・どうろは ロード。地球の裏側では言葉も逆なんですね(爆)

ベロタクシー、人にも地球にも優しい乗り物です♪

<自転車関連の資格>

ベロタクシーついでに、自転車関連の資格をご案内致します。

いずれも民間資格で、自転車安全整備士と自転車技士(旧自転車組立整備士)があります。

自転車の構造や性能、点検整備、安全利用に関する指導能力などが問われます。
似通った項目が多いので、上記の資格をダブル取得する人も多いようです。

ガソリン価格の高騰で自転車通勤に切り替える人も出てきています。
世界規模で環境への取り組みが叫ばれている昨今、自転車需要はこれから伸びていくのではないでしょうか。

自転車用品は Amazon でも紹介されていたんですね。

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