グーグルアースの誕生によって屋上広告の話題が盛り上がっています。
南米ペルーの古代遺跡「ナスカの地上絵」のように、
衛星や航空機からの視線を意識した広告とのこと・・・。
Google Earth で地球を旅するガイドブック 郡司 裕之 by G-Tools |
グーグルアースは屋上広告の需要を掘り起こすのか!?
ペルーのナスカの地上絵は本当に神秘的な遺跡です。
誰が一体何の目的のために・・・遺跡の造られた時代に、上空から見下ろすことのできる人が
果たして存在したのでしょうか?本当に不思議です、世界の七不思議です。
しかしながら、屋上広告には明らかに目的があります。
この辺りがナスカの地上絵とは異なります。資本主義の世の中、広告は生活の至る所に溢れています。
今までにも、建物の屋上に広告はありましたが、地上からの視線を意識した横向きの看板が主流です。
それに比べてナスカ屋上広告(笑)は、上空からの視線のみを意識している平面的な広告です。
アメリカではとある小売チェーンが、シカゴのオヘア国際空港付近の店舗で屋上広告を出している
ようです。大きなロゴマークが屋上いっぱいに描かれているらしいですが、グーグルアースでも
確認できるのでしょうか。
広告の浸透力には驚かされますよね(笑)
インターネットの世界でもあらゆる広告が行き交っていますが、メールやウェブブラウザーと同じぐらい
パソコンユーザーに普及するであろうと言われているRSSにも既に広告は挿入されています。
Trend Matchというサービスを利用すると、RSSに広告を配信することが可能になります。
グーグルはインターネット広告に大きな影響を及ぼしています。
ウェブの中だけではなく、実世界の、それも世界中の建物の屋上という場所の広告価値を
高めていくことになるのでしょうか。
衛星写真をネットで自由に閲覧できるサービスは、全世界の広告マンたちの鼻息を荒くさせるの
かもしれませんね(笑)今後の動向を見守りたいと思います。