今朝の新聞に、
通信教育大手のベネッセコーポレーションのTOBにまつわる話題が掲載されていました。

TOB 株式公開買い付け 証券会社 ベネッセが東京個別指導学院の子会社化を目指している模様です。

ベネッセといえば、このブログでも既にご紹介させて頂きました。
進研ゼミやこどもちゃれんじで知られるベネッセコーポレーション。
そのベネッセが首都圏を中心に個別指導専門の学習塾を展開する「東京個別指導学院」の子会社化を目指し、TOBを実施するというニュースです。

学習塾の業界も個別指導がウケているようですね。
私の住む街にも、個別指導をウリにしている明光義塾があります。

英会話学校なんかでも、マンツーマンのGABAが人気を博している昨今です。

新聞紙面によると、東京個別指導学院は1985年の設立だそうです。
案外、その歴史は古いんですね。中高生対象の個別指導としては草分け的存在とのこと・・・
1985年当時からマンツーマン指導で経営なさっていたわけですから、当時としては
かなり異色の存在だったのではないでしょうか。

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石井禎 関口智弘

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TOB期間は5月23日から6月19日で、買い付け価格は1株380円。
総額は最大127億円にのぼる、ということです。

ベネッセは既にお茶の水ゼミナール(予備校)を買収して、教室事業にも参入しています。
通信教育の枠を超えて、ベネッセの更なる躍進が続きます。

通信教育や通信講座ではカバーし切れない部分を、スクーリングというカタチで補っているのは
よく知られています。
基礎になる部分は通信教育で学んで、最後の仕上げはスクーリングで行う。
共に学ぶ同士と顔を合わせたり、実際に講師陣に会って質問をするというのは大切なことです。

ベネッセコーポレーションの進む方向も、決して間違ってはいないと思われます。
がんばれ、ベネッセ!!!