水不足の解消で嬉しい限りです。さてさて・・・いよいよ本格的な夏を控えて、
「夏」をテーマにしてみます。
夏の語源ってどこから来ているのでしょうか?
立夏から立秋まで・・・ということになれば、今年でいえば、5/5〜8/6の間ということになります。
暦の上では、もう半分夏も終わってしまっているわけですね(笑)早いものです。
夏は暑いの「アツ」が語源のようです。
夏は「泥む(なずむ)」に由来するとも言われますが、ネツ、アツ、ナツ・・・これらは全て同じ出所とされます。
夏は灼熱の太陽がふりそそいで暑いですもんね〜!なんとなく納得です(笑)
夏といえば、色で表せば赤です。
高松塚古墳の四神などで有名になりましたが、朱雀を表します。
方角でいえば南で、太陽がちょうど真上にくる正午頃を指します。
この間、キトラ古墳で朱色の着物を着た午(うま)の壁画がほぼ完全な形で見つかりましたね。
正午、午の刻・・・は「赤」を表します。
この考え方は面白くて、春は青龍で東、夏は朱雀で南、秋は白虎で西、冬は玄武で
北となっています。
あの人はまだまだ青いな。とか、「青二才」なんて言葉がありますが、
年が若くてまだまだ未熟なことをいいます。
正に青春時代なのですね。季節でいえば、芽を出したばかりの春です。
春は青い・・・四神の青龍と結びつきます。
二子山親方のお葬式で昨今はワイドショー番組も大忙しのようですが、
会場には白と黒の幕が張られていますよね。
あれは西の白と北の黒を表していて、人の死を意味しているんです。
太陽の動きからいうと、西は日没で北は真夜中の12時ですよね。全てに意味があるんですね・・・。
ギラギラ燃える太陽と南の方角を表す夏! いよいよ本番ですね♪
◇ 夏の語源を辞書で検索。季節の言葉の意味を多数ご紹介!