ここのところ本当に暑い日が続きますね。
正に盛夏を実感しています。

この間、ニュース番組で2007年問題を取り上げていました。
団塊の世代が定年退職を迎え、いよいよ世の中の構造が変化し始めるターニングポイントとなります。

高齢化社会が叫ばれて久しいですが、本格的に突入していくわけです。
高齢者は早起きするので早朝ビジネスが流行するとか、各企業の介護ビジネスへの参入が話題になっています。

少子化社会に歯止めを掛けるのは若年層の奮起しかありませんよね(笑)
6月は結婚式シーズンで多くの方がゴールインされたことと思います♪
おめでたい披露宴の席にはハマグリのお吸物が付き物です。
ハマグリは、あさりやしじみと違って殻が大きいので、お碗の中で立派な存在感があります。

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ハマグリの二つの貝殻は、その二つ”のみ”合わさることができます。
他の貝殻を持ってきても、決して二つがピッタリと合わさることはないのです。
このことから、新郎新婦の前途を祝してハマグリがお料理の食材として使われます。

お祝いの席に蛤(ハマグリ) は付き物ですよね。

このハマグリから、「グレる」という言葉が生まれたのをご存知ですか?

江戸時代にはハマグリをひっくり返して、「グリハマ」という言葉がよく使われていました。
この前後をひっくり返すのは、 以前の記事にも書きましたが、倒語といいます。

グリハマが徐々に変化していって、「グレる」になったのです。
つまり、うまくかみ合わない、ずれているといったニュアンスで使われるようになりました。

昔の人は、貝合わせという風流な遊びをしていました。
このハマグリの貝殻を使ってピッタリ合わさるものどうしを見つけるのですが、まるで神経衰弱(笑)
のようで面白そうですよね。なかなか探し当てられなかった人は、グレたのでしょうか(笑)?

「グレる」は現在では主に、「不良になる」といった意味で使われます。
ハマグリからきている言葉ですから、ちょうどいい環境や本人の努力があれば、必ず更生できるというのが分かりますよね(笑)

なかなかピッタリのものを見つけるのは大変かもしれませんが、あきらめないでがんばっていれば
「グレる」ことからも解放されます、きっと!

これは余談ですが、僕の知り合いで面白い使い方をしている人がいます(笑)
怒ったりスネたりした時に、「ハマグリちゃんになる」という言い方をします。
「ダンマリを決め込む」という意味なんですが、なかなかいいでしょ(笑)?

  • ABP資格はアシスタントブライダルプランナーの略称です。

  • グレるとは、辞書で検索。倒語の意味をその他多数、ご紹介しています。