チップの語源由来はどこにあるのでしょうか。
これからお盆に向けて夏休みの旅行シーズンを迎えます。
今年の旅行の傾向はどうでしょうか?
海外では物騒な事件が頻繁に起こっています・・・
海外旅行よりも国内旅行に切り替えた方が多いのではないでしょうか。
海外旅行に出掛けるときなんかは特にチップが必要になりますよね。
国内でも、高級旅館に泊るときは仲居さんにお渡しすることがあります。
このチップ、心づけや祝儀といった意味なのですが、その言葉の由来を知ると目からウロコでした。
他の誰よりも早くサービスを受ける保証のために・・・といったニュアンスが込められています。
prompt というのは、「即座の、手っ取り早い、機敏な」という意味の形容詞で、
quick の類語になります。
チップにはそんな意味があったんですね〜、全く知りませんでした。
prompt で思い出したんですが、PRONTO って喫茶店がありますよね。
この pronto は米国の俗語で「急速に、素早く」といった意味になります。
注文してすぐにコーヒーが出てくるサービスの早さから名付けられたのでしょうか?
この件に関しては未確認情報ですが、なんとなくそうではないかなと思っています。
どなたかご存知の方はいらっしゃいますか?
喫茶店つながりで考えてみると、GIRAFFE(ジラフ)ってお店もあります。
東京で暮らしていた頃、JR神田駅近くのジラフで何度か休憩した覚えがあります。
このお店の経営母体がキリンだからって、後になって伺いました。
giraffe は首の長いキリンのことですもんね。ビールだけじゃなかったんですね。
チップ、心づけの巧みな政治家もいらっしゃいました・・・そう、あの田中角栄氏です。
ここに角栄さんの言葉を抜粋させて頂きます。
「チップ、心づけはあくまでお礼の気持ち。好意を示すものだ。
他人に分からないようにしてこそ、好意は生きる。お前が最後に車から降りる。
ドアを運転手が閉める。その瞬間、運転手の手の下からチップを滑り込ませる。
死角だ。誰も見ていない」 格好いいですね〜、正に男の美学を感じます。
このタクシーは角栄さんご一行を、誰よりも早く目的地にお運びになられたのでしょうか(笑)?
レストランで食事をしていて、お水のお代わりをお願いしたのになかなか給仕に回って
くれないウェイターさんがいます。
このように後回しにされてしまった場合は、チップをはずむ必要はありませんのでご用心(笑)
He will do anything for a consideration. 彼は報酬をもらえばどんな事でもするだろう。