昨日テレビを見ていたら、ポットベリーピッグという小さい豚が紹介されていました。
ペットとしての人気が高く、とてもかわいい豚です。性格もおとなしく、犬のように賢い豚なのだそうです。
この「ポットベリー」という言葉に妙に関心を覚えました(笑)
potbelly・・・そう、太鼓腹のことなんです。

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小林 茂久

だいすきミニブタ!―ハッピーでキュートなミニブタ大集合! ブタの動物学

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太鼓腹ぐらいの大きさの豚、ということなのでしょうか。
あるいは太鼓腹の上に乗っかるサイズ?ということなのでしょうか。
詳しいことは存じ上げませんが、交配を重ねて人間が作り上げた豚なんだろうと思います。

人間が作り上げる・・・と言えば、同じ番組で紹介されていたホグジラ
この世のものとは思えない巨大な野生豚のことです。体長なんと2.5m!

おそらく hog とゴジラの合成語だと思われます。
hog とは、去勢され、食肉用に飼育された pig より大きい雄豚のことですが、
米国では一般的に豚のことをpig よりも、hog と言っているようです。
ゴジラのような hog といったところでしょうか(笑)

ホグジラというネーミングには怪獣のゴジラ が含まれていたんですね。

養殖されている豚は金魚とは違って野生化しやすいのだそうです。

僕の住んでいる奈良県には、大和郡山市という金魚養殖の盛んな街がありますが、
金魚は絶対に野生では生きていけないんですよ(笑)
豚は違うんですね・・・見事に野生の血が騒いで順応していくようです。

ホグジラの正体なんですが、養殖されていた豚が何かの拍子に山の中に迷い込み、
野生のイノシシと交尾をして出来た子供がホグジラではないかというわけです。

さらに、その生息していた場所の近くには巨大魚を育てる養殖場があって、
その魚を育てるための特殊なエサを野生化した豚が食べていたのではないかというのです。
体を巨大化させるエサを食べていたのですから、益々大きくなるのも頷けます。
正に人間が作り上げたモンスターだったわけです。

なんだか複雑ですよね・・・。
何年か前に、列車のように長い胴体をした豚を見たことがあります。
とてもショッキングでした。豚は食用ですので、なるべく食べる部分の多い豚を作ろうと
した結果です。おそらくエサの中に特殊な養分が含まれているんだと思います。
それをまた人間が食べるんですからね・・・。

正に絶句です。イノシシが巨大化することはあり得ないのですが、
豚は大きくなる可能性が秘められているのです。
そこが魅力であり、またそこが危険であり・・・といった相容れぬ思いが錯綜します。

冒頭でご紹介したポットベリーピッグも、やはり人間が作ったものですからね。
逆ハート型のかわいい鼻をした豚、これからも人間と共に様々な歴史を刻んでいくことになるでしょう。

最後に豚にまつわる英語表現をひとつご紹介しておきます。
Pigs might fly. 奇跡が起こらないとも限らない。

<動物関連の資格>

動物やペットに関わる資格はペットブームもあいまって多数存在します。

ペットの美容師トリマーは、その中でも一番人気でしょうね。

動物病院やグルーミングサロンで活躍するペット・グルーミング・スペシャリスト、
動物の看護から美容、しつけに到るまで幅広い専門性が問われるアニマル・ヘルス・テクニシャン、
家庭犬の訓練士であるコンパニオン・ドッグ・トレーナー、動物愛護の精神と適切な飼育管理を
啓発する愛玩動物飼養管理士(ペットケアアドバイザー)、ペットの世話に関わる
ペットシッター士や認定ペットシッターなどがあります。

上記の資格は全て民間資格となっています。

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