なんて記事が新聞紙面を賑わせていますね。
刺客(しかく)とは随分大袈裟な表現だなと思うのですが、この言葉、暗殺を行う人の意味
なんですもんね。小池百合子様が造反議員の対抗馬として立候補されるようです。
息の根を止めようということでしょうか。
さてさて、言葉を研究していると、相対する二つの意味を持ち合わせる言葉に出くわします。
その代表格は手前という言葉ではないでしょうか。
自分のことをへりくだっていう語であったり、はたまた目下の相手を指す語であったりします。
相手のことを言う場合は、そち、汝っていう意味になります。
手前で思い出されるのは、「手前味噌」ですよね。自分のことを誇る自慢という意味ですが、
これなんかは自分のことを指しています。
という言葉・・・この「てめぇ」は相手のことをいう「手前」の転訛したものなんです。
この転訛に関しては、以前の記事にラムネはレモネードの転訛した言葉だと書きましたが、
時の流れと共に言葉は変わっていくものなんですね。
手前勘なんて言葉もあります。
自分だけの勘に頼って、自分の都合のいいように思い込むことをいいます。独りよがりってことですね。
その他にも、手前金(てまえがね)、手前定規(てまえじょうぎ)、手前細工(てまえざいく)等々
の言葉があります。
総じて自分の自由になる、自分勝手な・・・
といったニュアンスが含まれている言葉です。
亀井さんあたりは、今回の小泉さんのやり方に
てめぇ!とお怒りになられているのではないでしょうか。
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日本語関連の資格には、日本語教育能力検定試験、、
日本漢字能力検定、
日本語文章能力検定、日本実戦話力検定などがあります。
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