京都という街は観光地として世界的に有名になりました。日本政府が推し進めるヴィジットジャパンキャンペーンに於いても、恐らく最も外貨獲得の期待がかかる街ではないでしょうか。
歴史の街かと思いきや、江戸時代以来の反権力志向からか、体制にとらわれない考え方に理解を示す人が多いことでも知られます。
京都から京セラ、オムロン、任天堂などのベンチャービジネスが誕生していることからも伺えます。
鳥しばくは京都弁、大和肉鶏で知られる奈良の方言も面白いですよ。
茶しばかへん?はお茶しませんか?の意味なんですが、京都発の言葉なんです。
今では関西圏全体に広がっている言い回しですが、進取の精神に富む京都人が使い出した言葉です。
この「しばく」は、休憩を意味する「ブレイク」が関西語訳されて生まれた言葉だといいます(笑)
ブレイクがいつの間にか「しばく」・・・ちょっと厳しい感じもしますが、納得しておきましょう。
鳥しばくはケンタッキーフライドチキンに行くことで、牛しばくは
吉野家をはじめとする牛丼屋に行くことを意味します。
京都発の面白表現でした。
共産党が強い地域でもあるのも、体制にとらわれない考え方に基づくものなのかもしれませんね。
離れたところに住んでいる者にとっては、やはり京都といえば「歴史の街」というイメージの方が強いのですが。