今回の衆議院総選挙では、落下傘候補が話題になっていますね。
ライブドアの堀江社長も落下傘候補の一人です。
落下傘は皆様もご存知の通り、パラシュートのことです。
飛行機から人や物資を投下するとき、降下速度を制限するために用いられますが、
宇宙船の着陸時などにも使用されていますよね。
英語表記では、parachuteです。
この para には、against や guard の意味があります。
落下傘で一度、降り立ってみたいですね・・・古都奈良の平城宮跡(笑)
chuteとは、「荷すべり」のことを意味します。
水や穀物、石炭などを高い所から低い所へ送る樋(とい)や管のことであり、
ゴミの場合はダストシュートなんて言いますよね。
ちなみに、草野仁さんの司会で知られる「世界不思議発見」という番組で、
ヒトシ君人形が解答者からボッシュートされていますよね。
この「ボッシュート」という言葉は、「没収」と「ダストシュート」を重ね合わせたものだ
そうで、番組の造語なんです。
ヒトシ君人形が没収される時の構造が、
学校等にあるダストシュートに似ているのでこのような名前が付いたのだそうで(笑)。
ちょっと横道に逸れてしまいましたが、パラシュートの話に戻しますと・・・
その「シュート」をガードしたり、反対にアゲンストしたりするわけです。
荷すべりで「急に」滑っていくのを防ぐ・・・だから、パラシュートなんですね(笑)
今夏も海水浴場を舞台にしたドラマが放映されたりして、
海は家族連れやカップルで賑わいましたが、
砂浜には色とりどりのパラソルが立てられていました。
このパラソル、実はパラシュートと同じ「パラ」なんです。
parasolと書きますが、sol は太陽の意味なんです。
太陽をガードする、太陽に抗うってわけですね。
落下傘という言葉、英語だけではなく日本語でも考えてみましょう。
落下する傘、文字通りですよね(笑)
パラシュート自体、半球形をしていますから、開いた状態の傘に似ています。
傘を「かさ」ではなく、「さん」と発音する言葉・・・落下傘の他には
傘下が挙げられます。権力者の傘下に入るってやつですね。
中心的な人物や勢力の元に部下、同志として寄り集まることを指します。
今回の選挙では、郵政民営化推進で小泉傘下に入ったホリエモンといったところでしょうか。
落下傘候補の戦いは容易でないと言われています。
地縁、血縁を大切にする日本人の感性からしてもその事は理解できます。
どうしても、よそ者として見られてしまいます。
そんな中でパラシュートを広げながら、日本を見事にガードしてくれる政治家になって頂きたい
ですよね。心から願ってやみません・・・。
<政治関連の資格>
政治関連の資格では、速記がありますね。
議事録作成やテープ起こしに活用されます。
速記技能検定は1級から6級まで用意されており、プロとして活躍するには2級以上の取得が
望まれます。
スカイダイビングの資格としては、落下傘降下士なんていう資格があります。
落下傘に関する記事、興味深く読ませていただきました。
どうも。