それをすると縁起がいい、これをすると縁起が悪い・・・。
いわゆるゲンかつぎの語源由来はどこにあるのでしょうか。

縁起 ゲンかつぎ げんかつぎ げん担ぎ 意味辞典 スポーツ選手なども、よくこのゲンかつぎをしますよね。
試合前にスバイクを左足から履くと、なぜか勝つ。バナナを食べると負けたためしがない(笑)等々。

この「ゲン」という言葉は、漢字に直すと「験」と書きますが、「縁起」という言葉の倒語だったんです。

げんかつぎという言葉の起源が、頭の中でなんとなく想像できます。

おみくじとは

「縁起」というのは、多くの因縁が寄り集まって現象が生起することをいいます。
また、日常よく使われる意味としては、吉凶の前兆やきざしのことを指しますよね。

「縁起でもない」といえば、幸先が悪いことやとんでもないことに出くわした時に使います。
「縁起をかつぐ」といえば、ちょっとした事にも、縁起がいいとか悪いとか気にすることをいいます。

縁起をひっくり返して起縁ぎえんという言葉があります。縁起の倒語です。

意味は縁起と全く同じです。
この「ぎえん」が時の流れを経る内に、徐々に「げん」に変わっていったわけです。

言葉って本当に面白いですよね。

この世の森羅万象、全てにおいて当てはまることなんですが、
何にでも原因があって結果が生まれます。
因果応報という言葉にも、そのことは如実に言い表されています。

この原因と結果を結ぶもの・・・それが「縁」だというのです。
このことは、細木数子さんもおっしゃっています(笑)

自分が良い原因にしろ、悪い原因にしろ、何かの原因を作ります。
そこへ、その原因に合った人との縁がやってきます。
やがてその巡り合いから、何がしかの結果が生まれる・・・というものです。

いい人に出会おうと思ったら、まずは自分の中でそれに見合った原因を作って
おかなければいけません。
また、いくら努力してもすぐにいい結果は出ません。
やはり人との出会いによって結実していくものだと思うのです。

コンビニエンスストアと縁側の話を以前の記事でご紹介しましたが、
人との縁には考えさせられることが多いですよね。

ゲンをかつぐというのも、良い結果を得たいからに他なりませんよね。
素晴らしい果実をゲットするためにも、日々鍛錬していきましょう!

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