フィクサーの意味 : 言葉のコレクション資格講座

フィクサーとは黒幕を意味する言葉です。
表舞台ではなく、陰で権力が動く・・・そんな不気味な印象を与える言葉です。
政治の世界で語られることの多いフィクサーですが、なにも政治に限ったことではなく、
球界の盟主であるジャイアンツにも、黒幕の存在が噂されています。

昨日は阪神タイガースの歴史的な大勝でした。
おまけに勝率１位のマジックまで点灯して、お祭り騒ぎの１日でした。
さらにさらに、星野シニアディレクターの留任も正式発表されて嬉しい限りです。

一連の騒動の中で、読売巨人軍、ひいては球界のドンである渡辺氏の言動が
注目を集めていましたね。彼のことをフィクサーと呼んでいる人もいます。

フィクサーとは表舞台を操る黒幕のことです。

何やら不穏な空気を感じるフィクサー（笑）
元来、この黒幕は芝居の舞台で場の変わり目に用いる黒色の幕のことをいいます。転じて、
陰にあって画策したり指図したりする人のことを指すようになりました。

ジャイアンツといえば、原監督が解任された時にも不可解な動きがありました。
元ダイエーホークスの４番打者、小久保選手の移籍の時にもすっきりしない
印象を残しています。

表舞台には出てこないけれども、陰で動くフィクサーは必ずいるものと思われます。

以前の記事でもご紹介しましたが、張本人という言葉とも、どこかダブって
感じられる言葉ですね。

英語表記では、fixerとなります。
米国では、悪徳弁護士のこともフィクサーと呼んでいます。
法律の世界にも色々あるんでしょうね、弁護士や警察などの職業には旧態依然とした権力構造が
見え隠れします。悪徳弁護士がフィクサーと呼ばれているのも頷けるような気が致します。

政治の世界では、ポスト小泉の動きが活発になってきています。
きちんと国民に分かるような形で次期首相が決められることを願ってやみません。
政治にフィクサーは付き物ですが、今回だけは黙って静観しておいて頂きたいですね。

黒幕を英語に翻訳→針金で人形を操ることから派生して wirepuller という表現にもなります。

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