秋から冬にかけてゴボウの旬を迎えます。
繊維質に富んでいて、お通じにいい食材として人気があります。
さてさて、このゴボウは女房詞ごんと言います。
なんとなくニュアンスは伝わってきますよね(笑)

このゴボウというのは、外国ではほとんど食べない日本独特の野菜なんですね。

皮に旨味があるので、たわしで泥を洗い落とし、水か酢水に浸けてアク抜きをします。
それから、米のとぎ汁か酢水で茹でていきます。
良いゴボウの選び方としては、ひげ根がなく太さが一定のものをチョイスすることです。
新聞紙に包んで保存するといいでしょう。

初夏に出回る新ゴボウは白くて柔らかく、柳川鍋には欠かせません。

京野菜として知られている堀川ゴボウは年月をかけて特殊栽培され、
その太くて短い形には愛嬌さえ感じられます(笑)ゴボウ自体が柔らかく中が空洞のため、
くり抜いて詰め物をして料理することが多いです。
ちょうど10〜12月ごろに出回る、少し高価なゴボウです。

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  • 奈良県のゴボウと言えば、宇陀ゴボウが広く知られています。