商いの語源を解説致します。

秋ですね。
中秋の名月も過ぎ、すっかり秋めいて参りました。
秋といえば、どうしても商いのお話をせずにはいられません(笑)
秋と商いには密接な関係があるのです・・・

商いのルーツは、「秋におこなう」にあったのです。

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杉本 つとむ

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商いといえば、コツコツと積み重ねてお客様の信頼を勝ち得ていくことが
大切ですよね。正に、商いは牛のよだれなのです。
利得を急がず、気長に辛抱することが商いのコツなんだと思います。

秋に行うといえば、農作業の収穫が連想されますよね。

秋の収穫物・織物などを交換する商業が、秋に行われたことに商いの由来が
あります。
漢字をそのまま当てれば、「秋なふ」「秋なひ」ということになります。

商売のルーツは秋にあったわけですね!
やはり、実りの秋と言うだけあって、様々な交易が盛んになります。

よく商売人のことを商人(あきんど)って言いますよね。
あきんど・・・どこかいい響きですよね。語感がそうさせるのだろうと思われ
ます。あきんどは商人(あきびと)の音便で、「ん」が入っているから撥音便という
ことになりますね。

もちろん、この商人(あきびと)の語源は秋人(あきびと)ということになります。

商いは正直が第一、とも言いますが、それに警鐘を鳴らすような言葉もあります。
商人(あきんど)の空誓文(そらせいもん)
商人はかけひきのために嘘を言うことがある、という意味で使われます。

秋から始まる商いへの道・・・。
一歩一歩着実に歩んでいきたいですね。

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