手元供養という新語が出て参りました。
注目されています。
お墓用の土地や石を買わずに、出費を抑えて埋葬する樹木葬・・・。
土の中に遺骨を直接埋め、樹木を植えて墓標の代わりにします。
費用は50万円で、あらかじめ自分用に契約する「生前契約」は年に8千円の会費を払います。
このようなやり方が正しいのかどうかは・・・正直分かりません。
恐らく、細木数子さんだったらお怒りになられるのではないかな、とも思います。
私も個人的にはあまり賛成の出来ない方法だと思っています。
でも、現実にはシンプルな葬儀や埋葬は人気を集めつつあるようです。
さらに、自宅での供養も変化しつつあります。
手元供養とは、故人を偲び、語りかける対象を身近に置きます。
新しい自宅供養の選択肢として広がりつつあるのです。
仏壇は置けないが大切な人を身近で偲びたい。
遺骨を納骨すると一人になるから淋しい・・・その一部を身近に置いていたい。
様々な希望要望があります・・・。
手元供養は従来の形にとらわれず、自分らしいライフスタイルの表現として人気が出始めています。
遺骨の一部を、装飾品に加工して身に付ける・・・
こんな手元供養が流行りだしているんですね。
ちょっと複雑な思いもしますが(笑)・・・人の根っこはお墓にある、とも言います。
手元供養はその大切な根っこを失うことになりはしないだろうか?
そんな気がするんですよね。