最近、ウィキペディアという言葉をよく耳にするようになりました。

ネット上のフリー百科事典・・・とでも言いましょうか。
ハワイの言葉で「速い」を意味する Wikiwiki と百科事典の encyclopedia を合わせたIT用語です。

ウィキペディアで何が起こっているのか―変わり始めるソーシャルメディア信仰ウィキペディアで何が起こっているのか―変わり始めるソーシャルメディア信仰
山本 まさき

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ウィキペディアはWeb2.0時代の百科事典として注目を集めています。

ウィキペディアの英語での綴りは、wikipedia 。
ハワイの言葉である Wikiwiki からも想像できますが、その特徴はスピードにあります。

インターネット上で作られ、誰でも書き込んだり、修正したりできる百科事典。
誰でもフリーに書き込めるため、その記事の信憑性にはやや疑問が残りますが、様々な角度からの
最新情報を知ることができます。各国語で運営されており、日本語でも15万ほどの項目があります。

ウィキペディアのホームページへ

ウィキペディアでは、個別の項目で加えられた修正の履歴もきちんと残されます。
フリーな空間で、誰もがオープンに批判し合えるメディアの出現ですね。

ウィキペディアの内容を読んでいると、とてもマニアックな内容の記事もあったりして面白いです(笑)

確かに従来の辞書や事典では、どうしても包括的な説明に陥ってしまいます。
決して間違いではありませんが、面白味に欠けるきらいがありました。ウィキペディアでは、
見事にそれらの問題を克服しています。もちろん、正確さには少し疑問が残りますが、
その辺りは個々で、他のメディアを利用したりして穴埋めをする必要がありますね。

不特定多数の意見は案外正しい、そんな考え方もウェブの世界では常識になりつつあります。
性善説とでも言うのでしょうか、どんどん数が増えれば増えるほど大体において平均値に近づいて
いく・・・。ウィキペディアを支える重要な根幹を成す考え方です。 言葉のブログを運営していて思うのですが、言葉は時代と共に変遷してゆきます・・・。
10年前まではあんな意味で使っていたのに、今では少しニュアンスが違ってきている、なんて言葉も
幾つかあるものです。百科事典の改訂を待っていては遅いですからね。

やはり、そんな時はウィキペディアの出番ではないでしょうか。

私たちの生活に根ざして活用していきたいものですね。
ウィキペディアの益々の発展を祈っております!

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  • 百科事典のブリタニカとの勢力争いも熱を帯びているようです。
     Web2.0時代に現れたウィキペディアの今後が注目されますね。