釣書とは?お見合いにおける釣書の意味を解説致します。

結婚は35歳までにすればいい、
という考えをお持ちの方も多くなってきたような気が致します。

晩婚化が進む昨今ですが、日本だけではなく中国なんかでもその傾向はあるようです。

お見合いのときに取り交わされる身上書のことを釣書と言いますよね。

辞書で調べてみると、「つりがき」で出ていて、系図。転じて経歴。と記載されていました。
元々は「つりがき」と読む言葉だったんですね。

4816324518見合い・結納・結婚のマナー事典
広瀬 正博
ナツメ社 1998-12

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系図・・・というところから、いわゆる家計図が頭に浮かびます。
英語では、family tree と表現されます。
やっぱり釣糸のように縦長につながっているから「つりがき」というのかなと思うんですが、
いかがなものでしょうか。

お見合いのときの釣書は「つりしょ」と読むことが多いですよね。
本人の略歴なんかが記されているので、「つりがき」と意味は同じです。

どうして釣書というのでしょう?
お互いに釣り合いの取れた相手を探すからなんだろうと思われます。
この場合は、良い相手を釣り上げるなんて意味はないと思います(笑)
それじゃ、あまりに失礼ですよね。

釣り合いを取るということでいえば、「釣銭」なんかも同じ由来を持ちます。

昔は今と違って物々交換の時代でした。
海辺に住む人は魚を持って、家畜を飼っている人は肉を持って、人々が集まる交換の場所へ
と出向いたのです。

物々交換にはルールがあって、自分が少し物を取りすぎたと思った人は、
相手へその一部を返却していました。
釣り合いを取ることが最も重要なことだったんですね。

現在、私たちが使っている「釣銭」という言葉の意味がよく分かります。

釣書も釣銭もどちらも、両方の釣り合いが大切なのです。

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