ところで、とある狂言師がプロレスの興行で巷の話題をさらいましたね(笑)あのチョップは本当に効いているのでしょうか?狂言のなせる業(わざ)なんでしょうね。
ドリフターズの加藤茶がカッと目を見開いて、一瞬静止して決めるあのポーズ(笑)
カトちゃんのお約束のネタですが、あれが「見得を切る」ということなのです。
NHKからだであそぼ 歌舞伎たいそう いざやカブかん! 市川染五郎 市川染五郎(七代目) 村治崇光 by G-Tools |
その昔、江戸時代の歌舞伎小屋は今と違って、出し物も猥雑なものが多く、場内も騒がしかったと
いいます。芝居のヤマ場に差し掛かっても、客が役者の演技に注目してくれるという保証はありません
でした。そこで、ある役者が己に観客の目を集めるため、ひと言もセリフを発せずに
カッと両目を見開いて、観客をにらみつけたのです。
やけっぱちではありましたが、大いにウケたということです・・・。
私を見て!アテンション プリーズ!といったところでしょうか。
そういう意味では、以前の記事にも書きましたが、お店という言葉の由来にも通じるところがあるような
気が致します(笑)
今では、この「見得を切る」・・・相手に対して、殊更に落ち着いて勇気のある態度を示すとき
などに用いられます。大見得を切る、なんて言いますよね。
「見栄」という字を当てる場合には、他人を意識して自分をよく見せようとする意味で使われます。
見栄を張る、という言葉で表現されます。
ここでちょっと思ったんですが、欽ちゃんのお笑い番組によく出演していた見栄晴くん、
彼の芸名は見栄を張る、ではなくて見栄を晴るなんですね(笑)
どうして参戦したのでしょうね。
「お店」についても記事も読ませていただきました。
当店も「Look at me,please!!!」で頑張ります。
ちなみに、本日新聞広告を掲載していただきました。
ことばの語源を紹介するコーナーで、「呉服」ということばの語源を紹介しているということで・・・
明日その記事を紹介しますので、ご存知かと思いますがまたこちらのブログにもいらしてください。