老舗って?老舗の語源由来を解説致します。

商売において代々長く続くお店を老舗と言いますよね。
この老舗という言葉は当て字なんです。

私の経営させて頂いている宿泊施設も大正時代からのものですので、老舗というお言葉を頂戴しています。とても有難いことだと思います。

誰かに教えたくなる老舗の底力誰かに教えたくなる老舗の底力
本間 之英 篠田 達

事典 和菓子の世界 論理力を強くする 記憶と情動の脳科学 老舗の訓(おしえ) 人づくり ジェンダー

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老舗のルーツを辿っていくと、「仕似せる」という動詞に行き着きます。
先祖代々受け継がれている商いの道を踏襲して、多くのお客様の信頼を得ているお店・・・

老舗の意味を知るにいたって、学ぶという言葉を思い出します。

学ぶという言葉にも、真似(まね)ぶ→学ぶという流れがあります。
同じように、先代からのやり方を真似して、そこへオリジナルな微調整を加えつつ改良していく。
そのことによって、代々老舗は発展を続けてゆくのです・・・。

コピービジネスという言葉があります。
身近にいる成功者のやり方をそのまま真似して、さらにそこへ自分なりの改良を加え、
成功への階段を駆け上がっていく・・・。まずは真似をしてみる必要があるのです。

仕似せる老舗。

井原西鶴も「日本永代蔵」の中で、”商人はただしにせが大事ぞかし”と書いています。
商売における、ひとつの真理なのかもしれませんね。

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