忘年会シーズン突入ですね♪
一年の総決算、無礼講で盛り上がっていらっしゃるのではないでしょうか(笑)年忘れにカラオケは付き物ですよね。ところで、皆さんの十八番(おはこ)は何ですか?
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十八番は「おはこ」とも「じゅうはちばん」とも読みます。
よく考えてみると、不思議な言葉ですよね。この十八番という言葉のルーツを知りたくなりませんか?
実は・・・オハコのハコは箱の意味なんです。
江戸末期の歌舞伎役者、7代目市川団十郎が芸のコツをしたためた本を大切に箱にしまっておいた
からだと云われています。市川家に伝わる当り芸を歌舞伎十八番といい、十八種類ありました。
18種類ある秘蔵芸を箱に保管しておいたのですね。
歌舞伎に端を発する言葉として、見得を切るという記事を以前にご紹介しましたよね。
さすがに日本の伝統芸能だけあって、今に伝わる言葉が幾つか残されています。
歌舞伎ファンの方のために歌舞伎十八番をご紹介しておきます。
関羽(かんう)、暫(しばらく)、七つ面(めん)、象引(ぞうひき)、蛇柳(じゃやなぎ)、
鳴神(なるかみ)、矢の根、助六、うわなり、鎌髭(かまひげ)、外郎売(ういろううり)、
不動、毛抜(けぬき)、不破(ふわ)、解脱、勧進帳、影清(かげきよ)、押戻(おしもどし)の
十八種です。
部長さんの持ち歌のイントロが流れたら、「ヨッ、十八番!」と盛り上げてみましょう!