チョンガーという言葉は、最近あまり使われなくなりましたね。
朝鮮語で独身男性を表す「総角」に由来します。
朝鮮の青年はその昔、成人して結婚するまではリボンを付けたお下げ髪をしていました。
ちょっと奇妙な風習ですが、皆お下げ髪だったようです。
成人しても生活能力がなく、結婚できない青年はいつまでもお下げ髪のままだったそうです。
この髪型のことをチョンガー(総角)と呼んでいたわけです。
その後、適齢期がきても結婚できずにいる男性のことを指す言葉として使われるようになりました。
女性が強くなった今の時代、俗に言うチョンガーの数も増えてきているのではないでしょうか。
記事を書きながら思うのですが、それにしてもこのチョンガーという言葉の響きはあまり良く
ないですね。軽蔑の意味が込められた言葉というのは、時代の流れと共に徐々に使われなくなって
いくのでしょうね。
チョンガーよりも、独身貴族の方がずっと聞こえはいいようです(笑)