ソフィーナとは?

化粧品を購入するときに、どうしても気になるのがそのブランド名です。
ソフィーナもそんな中のひとつで、花王の化粧品ブランドですね。
このソフィーナのネーミングの由来はどこにあるのでしょうか?

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花王「百年・愚直」のものづくり
高井 尚之
日本経済新聞出版社 2007-03

花王の「日々工夫」する仕事術 ユナイテッドアローズ心に響くサービス なぜ安くしても売れないのか―一人二極化消費の真実 「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ プロ弁護士の思考術

by G-Tools , 2007/04/05

花王ソフィーナの化粧品

花王のソフィーナの語源はなんとなく想像がつきますが、
柔らかいという意味のソフトに由来します。
化粧品ということもあって、柔らかい女性をイメージさせるネーミングです。

英語のソフトに付け加えて、ラテン系の言葉で、女性名詞や女性の名前に用いられる接尾語の
ina が合成されています。
ソフィーナという商品のマーケティングターゲットは女性です。
その女性に向けてソフトタッチで、明るく開放的なイメージを持つラテン系の言葉を
組み合わせたわけです。

実に上手いネーミングですよね。

ラテンの言葉 ina ・・・を思い浮かべてみると、
カトリーナやアンジェリーナなんかは正にそのケースに当てはまるんでしょうね。

佐野元春の楽曲にも「アンジェリーナ」がありましたし、女優のアンジェリーナ・ジョリーは
今を時めくスターですよね。そうそう、チッチョリーナなんていう人もいましたね(笑)
ソフィーナという言葉、確かに女性的なイメージが湧いてきます。

花王のブランドではビオレなんかも面白いですよ。
BIOは生命で、OREは鉱石や貴金属を意味します。
生命と貴金属の造語というわけです。ちなみに鉄鉱石はiron oreとなります・・・。

玄米菜食で知られるマクロビオティックはギリシャ語で偉大な生命という意味ですが、
マクロビオティックの「ビオ」はビオレの「ビオ」と同じ意味を持つわけですね。

ソフィーナというネーミングは、マーケティングの成功事例として語り継がれることでしょう。

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