ウェディングの語源についてご案内致します。

ウェディングとは、
言わずと知れた結婚式を意味する英語ですよね。スペルは wedding と綴ります。

ウェディングの語源由来はどこにあるのでしょうか?

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以前の記事でもご紹介しましたが、イタリア語で結婚式はノッツェでしたよね。
結婚相手を探す結婚情報センターにノッツェという会社がありますが、
外国語からのネーミングでした。人気の結婚情報サービス会社ですね。

抵当や保証が必要だった?ウェディングの歴史

ウェディングの語源の話に戻りますが、どうやら抵当や保証を意味する wed という単語に
由来するようです。結婚する際に抵当や保証が必要だったんですね。

古代ゲルマニアでは、婚約・結婚のときに保証金を差し出す習慣があったと云われています。
結婚の誓いには言葉だけでなく、マネーが必要だったわけですね。とても現実的です。

婚約指輪のことをエンゲージリングと言いますが、この engagement ring にも、
実は抵当という意味が隠されています。英語で gage は抵当を意味します。

結婚の約束といえば、どこかロマンチックで神聖なイメージがありますが、
その言葉の語源を辿っていくと実に生活感にあふれています(笑)

婚約指輪をフィアンセに渡し、結納金を納める習慣があることを考えると納得できますけどね。

結婚に担保のイメージがつきまとうのは嫌なものですが、元々恋愛と結婚は別物と申します。
家同士の暗黙の了解があってもおかしくはないのだろうと思われます。

wedding という単語を辞書で引いてみました。
結婚披露宴は英語で wedding breakfast と表現するんですね。
これは知りませんでした・・・。学生時代に戻って辞書を引いてみるのも面白いものです。

ちなみに、披露宴の語源は二人の門出を「広める宴」に由来しています。数多くの参列者に結婚の報告をする披露宴は、その音の響きにも似て、広める宴に端を発しています。

  • ABP資格はアシスタントブライダルプランナーの略称です。

  • お二人の門出を祝福いたします。奈良の結婚披露宴会場 大正楼