言葉のブログを運営していると、花言葉にも想いを馳せてみることがあります・・・。尾崎豊の歌でその存在を知ったわすれなぐさ。尾崎豊の Forget me not は名曲ですよね。
わすれなぐさのネーミングの由来は、ドイツのとある伝説に因んでいます。
美しい娘のために、この花を摘もうとした若い騎士が河に落ち、「私を忘れないで」と叫びながら花を娘に投げ、波間にその姿を消してしまったという悲しいお話がドイツに残っています。
わすれなぐさの花言葉も、この伝説に因んでいます。
亡くなられた尾崎豊さんも、天国から同じようなメッセージを私たちに送り続けていらっしゃるのかもしれませんね。
わすれなぐさは勿忘草と書きます。
ムラサキ科の宿根草で、4月から5月に掛けて青やピンク、白、淡い紫色の可憐な花を咲かせます。わすれなぐさの別名はミオソティス。ミオソティスとは、ハツカネズミの耳という意味です。わすれなぐさの葉が、小ネズミの耳のように柔らかいことからネーミングされたようです。
花を咲かせる4月は、奇しくも尾崎豊さんの命日でもあります。
花言葉の意味を噛み締めるには余りあります。
わすれなぐさは、とても可憐でロマンチックな花だと思います。