そりが合わないという言葉の語源はどこにあるのでしょうか。
そりが合わないとは、人の性格や気質が合わないことを意味します。
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日本も離婚するカップルの割合が増えてきています。離婚原因のトップは性格の不一致ですが、
これぞ正しくそりが合わないということではないでしょうか。
そりが合わないの「そり」とは、刀の峰の反っているところをいいます。
刀身の曲がりぐあいとでも言いましょうか・・・
つまり、刀の反り(そり)が鞘(さや)に合わない状態のことを指します。
刀が鞘に納まらないわけですね。
刀身の反っている刀のことを反り刀(そりがたな)といいますが、
反り刀がすっぽりと納まる鞘の形は、当然のことですが反っている必要があります。
一度分かれた夫婦が再び一緒になることを、元の鞘に納まると表現しますが、言い得て妙ですよね。
夫婦の関係が、刀と鞘の関係に置き換えられているわけです。
リクルートの結婚情報誌にゼクシィというのがありますよね。
以前の記事で、ゼクシィとは性染色体のXXとXYを意味する言葉であると書きました。
染色体からして違う男女のことですから、お互いにそりが合わなくなるのも無理はないのかな?
と思ったりもします。
価値観の違いを認め合って、おしどり夫婦と呼ばれるようになるまで添い遂げていきたいものですね。
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