やたがらすの語源を解説致します。

やたがらすとは、
神武天皇東征のとき、熊野から大和に入る険しい道の道案内をして戦を勝利に導いたとされるカラスのことです。

ヤタガラスをモチーフにしたカラスが、1931年から日本サッカー協会の旗章に使われています。

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やたがらすとは、八(や)アタ烏(がらす)を縮めて言った名前です。

やたがらすの「アタ」とは、上代の尺度の単位のことで、親指と中指とを開いた広さのことを指します。
つまり、ヤタガラスはその広さの8倍の大きさがあったことになります。

サッカー日本代表チームの、ユニホームのロゴマークとして親しまれているヤタガラス。
神武天皇の道先案内人として勝利をもたらしたヤタガラスは、正に勝利の鳥です。

奈良県橿原市にある橿原神宮は、神武天皇が東征の最後に即位したとされる場所に建てられています。この神社では、青地にヤタガラスと国旗が縫いこまれた「蹴球守」が売られています。

橿原神宮は今でも、天皇陛下が即位されると必ず訪れられる聖地として知られています。
うっそうと生い茂った森の中にある神社で、その面積はかなり広大です。
奈良県の中でも春日大社、大神神社と並んで参拝客の多い神社として親しまれています。

奈良県民にとっては、お正月の初詣や親戚縁者の結婚式で訪れる機会の多い橿原神宮です。
周囲にはホテルも散在していて、人の往来の絶えない賑やかな場所です。

奈良の地酒の中にも、ヤタガラスはあるんですよ。
銘酒「やたがらす」は知る人ぞ知る、馥郁たる香りのお酒です。
ドイツW杯期間中は、奈良の地酒やたがらすで勝利の美酒に酔い痴れたいものですね。

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