カルテット・マジコというサッカー用語があります。
ブラジルの公用語であるポルトガル語で、魔法の4人を意味します。
ブラジルの誇るカルテット・マジコの一人であるロナウジーニョ・・・彼の得意技であるエラシコも
ポルトガル語でしたよね。
カルテット・マジコのスペルは、Quarteto Magico です。
ドイツW杯の優勝候補ブラジル、ブラジルの誇る多彩な攻撃陣の名前はロナウジーニョ、
ロナウド、アドリアーノ、カカ。この4人をカルテット・マジコと称します。
華麗なドリブルやパスを交えながら、相手陣営に斬り込んでいくスタイルは魔法の4人と呼ぶに
ふさわしいものがあります。
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ブラジルとの対戦も決まっている日本代表の監督はジーコですよね。
ジーコも、その昔はカルテット・マジコの一人でした。
選手の自主性を重んじ、チームを編成してきたジーコ監督。がんじがらめの管理体制を敷かない
そのやり方には、どこかプロ野球の長嶋監督をイメージさせるものがあります。
カルテット・マジコとよく似た言葉に、「黄金の中盤」が挙げられます。
海外でプレーした中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一の4人の総称でしたよね。
サッカーにおけるミッドフィルダーの重要性を感じさせられます。
野球の世界では、クリーンアップトリオといって、3番4番5番の中軸を打つ3人を称して言いますが、
サッカーでは4人なんですね。
ブラジルのカルテット・マジコは、サッカーに詳しくない人にも魅力的に映ります。
カルテット・マジコ、是非覚えておきたい言葉ですね。