栃木県の那須に安愚楽牧場はあります。
国産黒毛和牛の繁殖から育成、飼育までの一貫生産体制をとっています。
米国産の牛肉輸入問題などが取り沙汰されている昨今、食肉の安全は身近な問題として意識されて
います。安全、安心というのは時代を映すキーワードになっているような気がします。

ウシの動物学ウシの動物学
遠藤 秀紀 林 良博 佐藤 英明

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那須の安愚楽牧場では、和牛の飼育状況や健康状態が担当者によってこまめにチェックされて
います。黒毛和牛の血統に関するデータも、全てコンピュータで管理されています。
BSE問題が起こってからも、安愚楽牧場の経営状況はすこぶる良好ということです。
安愚楽牧場の安全性が、よりクローズアップされたのではないでしょうか。

直営のホテルやレストランへの卸しも手掛けており、畜産に関するあらゆる分野への事業展開も
進められています。レストランで安愚楽牧場の牛肉が食べられるんですね。

このブログのテーマは言葉です。
そこで、この安愚楽という牧場のネーミングが気になりました(笑)
安愚楽(あぐら)というからには、胡坐(あぐら)と何か関係があるのかな?と推察します。

そこで、ネットで検索してみました。
案の定、安愚楽牧場の「安愚楽」はあぐらをかくの胡坐に由来していました!
以下に記事を抜粋させて頂きます。

明治維新のはじめ頃、欧米人が食肉牛の輸入を始め、横浜や横須賀の牛肉店が
繁盛し始めました。
その中から日本独特の食べ方である「牛鍋」が流行。気楽にあぐらをかいて鍋を囲み、
煮ながら食べることを「胡座(あぐら)鍋」と呼んでいました。 その後、作家の仮名垣魯文が
牛鍋を楽しんで食べた庶民の姿を描いた「安愚楽鍋」という書物が広く知られ、 安愚楽鍋が
牛鍋の代名詞となりました。私たちの「安愚楽」の名前はここから由来しているのです。

・・・とのことです。
安愚楽牧場にはオーナー制度も準備されています。
預託資金がうまく運用されれば、配当の恩恵にあずかることができます。
低金利時代にあって、資金運用の一環としてトライしてみるのもいいかもしれませんね。

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◇牧場は英語で pasture,stock farm と表現されます:牧場で働く work on a stock farm