オープンエンドとは何を意味するのか・・・オープンエンドについて読み解いていきたいと思います。
しょうか。エンドレスに繰り返される無限大の世界・・・
算数楽しくオープンエンド 坪田 耕三 by G-Tools |
国語、算数、理科、社会、私たちは今までに様々な教科を学んできました。
これまでの画一的な教授法ではなく、もっと応用力を付けさせる授業が望まれています。
答えは決して一つではない、ということです。
学習において終点はないのです。ひとつの答えが見つかったと思ったら、また別の正解もある
ことに気付きます。さらにその正解から新たな疑問が湧き起こってくる・・・そんなことの
繰り返しなんです。
とある高名な数学者は、20年も解けていない数学の問題を長時間考えるのが無上の喜びだと
言います。ほぼ快楽に近いような状態なんでしょうね。
好きなことはずっと続けられるものです。傍から見ていたら不思議なぐらいに(笑)
マラソンの選手には、ランナーズハイという状態があります。
走り続けることによって、ある臨界点を超えると苦痛から快楽への扉が開かれるそうです。
ひとつのレースを走り終えても、また次なる挑戦・・・高橋尚子選手を見ていると、
オープンエンドという言葉が思い起こされます。
生涯学習という言葉がありますが、これぞ正しくオープンエンドなんでしょうね。
資格取得の広告が雑誌やインターネットにあふれています。
団塊の世代の方々が定年を迎えられて以降、その暮らし方が注目されています。
オープンエンドは、セカンドライフのひとつのキーワードにもなるのかもしれませんね。
解決できない苦しい状況をも楽しめる、持続可能なオープンエンド。
ロハスという言葉をこのブログでもご紹介しましたが、ロハスとは Lifestyles of Health and
Sustainability の頭文字をとった言葉でした。この Sustainability は持続可能という意味
です。あまり無理をしないで長く続けられる、持続可能な学習とライフスタイルの構築。
それぞれに違った領域の言葉ではありますが、オープンエンドとロハスには何か共通する
臭いを感じます。
昨今のインターネットの世界では、Web2.0がもてはやされていますが、
オープンソースや永遠のベータ版など、オープンエンドと同じような現象が起こっています。
シンジケーションとでも言うのでしょうか、とても興味深いものを感じます。
奈良県の田原本町で、一家の長男による痛ましい事件がありました。
父親の厳しすぎる教育が原因の一端にあるのではないかと言われています。
無理に勉強させても仕方のないことです。
自分から興味を持って勉強することの大切さを今さらながらに感じます。
オープンエンドの重要性はこれからも説かれていくものと思われます。
オープンエンド、いい言葉に出会いました。
生涯学習の代名詞ですね。
知りたいから調べる。深く掘り下げる。
それが結果的に勉強になっていますが、学生の時の詰め込みと違って、それが楽しいんですよね。
いくらでも好奇心の種がころがっていて、いろんなことを知りたいと思うこの頃です。