冬瓜は元々、中国から来た言葉なんです。
「とうぐわ」と発音していましたが、それが転訛して「とうがん」と呼ぶようになりました。
中国の言葉って面白いですよね。
グーグルの中国進出はビッグニュースでしたが、Google の中国での名称は谷歌でしたよね。
冬瓜料理を私も何度か作ったことがあります。
元来、味の薄い冬瓜のことですので、その料理法にはちょっとした工夫が必要です。
鰻や穴子などのコクのある魚と合わせたり、鶏の出汁や鶏皮を加えて旨味を付けるのがコツです。
中国から仏教といっしょに伝えられた冬瓜は、その歴史も古く、精進料理や漬物として用いられて
きました。ジャスコなどのスーパーでは沖縄産の冬瓜をよく見掛けます。関東以南の暖地が
栽培に適しているらしく、沖縄や九州南部が主な産地のようです。
ウリといえば西瓜や胡瓜を思い浮かべますが、冬瓜も忘れてはならない食材ですよね。