旅行で観光地に行くと、よく見掛けるものにスワンボートがあります。
湖や池の上に浮かぶ、メルヘンチックな足こぎボートのことですよね。
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わざわざ観光地に出向かなくても、大きな公園の池にはスワンボートが陣取っています。
オフシーズンになると、活躍していたスワンボートも係留されて哀愁を帯びた表情を見せます。
スワンボートは当然のことですが、白鳥の形をしています。
白鳥だけではなく、パンダや猿の足こぎボートもあるようです。でもやはり、本家本元は白鳥です。
白鳥の泳ぐ姿はとても優雅です。
でも、水面下では足をバタバタと必死に動かしているのだそうです。
表面的には決して努力している姿を人に見せない白鳥の姿は、美徳とされています。
涼しい顔をして成果を挙げている人は、人の見ていない場所で努力しているものです。
スワンボートの運転にも、同じようなことが言えるのかもしれませんね(笑)。
観光客の目に優雅に映るスワンボートは、漕ぐ人の労力に支えられているのです。
ちょっと話は変わりますが、スワンで思い出した言葉にスワンネック変形があります。
突き指などで指の関節が曲がってしまうことを指して言います。
指の第一関節が、ちょうど白鳥の首のように湾曲してしまいます・・・。
大して生活に支障はありませんが、怪我をしたときの応急処置を怠ると、スワンネック変形に
なってしまうので注意が必要です。
医学的にあまり詳しくはありませんが、指の変形にはこの他にも、つち指・ボタンホール変形・
ばね指等々があるようです。
夏休みに旅行に出掛けたとき、スワンボートを漕いでみるのも面白いかもしれませんね。