CGMとは、Consumer Generated Media の略でユーザー参加型のメディアのことを意味します。
ブロードバンドの普及による、ブログやSNSの台頭がCGMを支えています。
一般人がメディアを執筆する立場になる・・・ちょっと前までは考えられなかったようなことが、
相互互換性を持ち、XML濃度の高いウェブであるWeb2.0の潮流と共に、ごく当たり前のような
現象として私たちの身近に起こっています。
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CGMは新しいIT用語として、これからも多くの媒体で扱われる言葉になるであろうと
想像されます。
数多くの素人の中には、玄人顔負けの人がどこかにいるはず・・・そんな考え方がCGMの
根底にはあります。何やら宝探しめいた期待感がそこにはあります。
このブログの題名である「言葉のコレクション」風に表現すれば、玄人はだしのトウシロウ
といったところでしょうか。
玄人はだしとは、玄人も逃げ出したくなるほどの技量を持った素人のことを意味する言葉です。
トウシロウとは、素人の倒語です(笑)このブログの中でも既にご紹介しましたよね。
百科事典のウィキペディアなんかもCGMの範疇に入るサービスです。
数あるクチコミサイトなんかもそうでしょうね。エンドユーザーである消費者がクチコミを書く
ことによって情報を共有していきます。商品を購入したり、サービスを受けた後にクチコミ欄への
記入という行為が加わります。多くの潜在的消費者がそのクチコミを見て、皆で情報を共有し合って
いきます。かくしてバズマーケティングは成立していくわけですね。
CGMのパワーを、企業も無視できない状況になりつつあります。
ブロードバンド、ブログ、SNS・・・CGMの台頭! 今後の動きに注目したいですね。