カクテルの語源を解説致します。

カクテルの語源は、とあるメキシコの港町で生まれたという説が有力です。
カクテルといえば、学生時代には飲む機会も多かったような気がします。
モスコミュール、スクリュードライバー、レッドアイ、ジンライム、ジントニック・・・

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知識ゼロからのカクテル&バー入門
弘兼 憲史
幻冬舎 2002-06

知識ゼロからのワイン入門 知識ゼロからのシングル・モルト&ウイスキー入門 知識ゼロからの世界のワイン入門―イタリア、カリフォルニア、スペイン、チリ、オーストラリア、ドイツ… 知識ゼロからの日本酒入門 さらに極めるフランスワイン入門

by G-Tools , 2007/03/17

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カクテルは英語で cocktail なので、直訳すると雄鶏の尻尾という意味になります。
雄鶏の尻尾とカクテルにはどのような関係があるのでしょうか。

カクテルの語源については諸説紛々で、これといった定説がないのが実情です。
しかしながら、その中でも国際バーテンダー協会の使っているテキストに掲載されている語源が
最も信頼性が高いのではないかと思われます。
以下、カクテルの語源についての記事を抜粋させて頂きます。

メキシコのユカタン半島のカンペチェと言う港町に、イギリス船ガ入港した時のこと。
上陸した船員達がある酒場に入ると、カウンターの中で少年が綺麗に皮を剥いた木の枝で
美味しそうなミクスド・ドリンクを作って、土地の人に飲ませていた。

当時、イギリス人は酒をストレートでしか飲まなかったので、それはとても珍しい風景に
映った。一人の船員が、「それは何?」と少年に聞いてみた。
船員は、ドリンクのことを聞いたつもりだったが、少年はその時使っていた木の枝の事を
聞かれたのかと勘違いして、「此れは、コーラ・デ・ガジョです」と答えた。
コーラ・デ・ガジョとは、スペイン語で”オンドリの尻尾”の意。少年は木の枝の形が似てるので
そうした愛称で呼んでたのであった。このコーラ・デ・ガジョを英語に直訳すると、
テール・オブ・コックになる。此れ以来、ミクスド・ドリンクの事はテール・オブ・コックと
呼ばれる事になり、やがてカクテルとなった。

・・・とのことです。
少年が使っていた木の枝の形が、雄鶏の尻尾に似ていたんですね。

バーテンダーという仕事は、憧れの職業としてよく取り上げられます。
シェーカーを格好良く振って、オリジナルのカクテルをさり気なく作り、お客様の前に差し出します。
カウンター越しに映えるその姿は、やっぱり格好いいですよね。

さっきの少年のお話の舞台はメキシコでしたが、メキシコといえばテキーラですよね。
お酒の好きなお国柄が出ているような気が致します。
定かではありませんが、カクテルという言葉もメキシコで生まれたのでしょうか!

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  • 話は変わりますが、フランスのおしゃべり文化にバータバというのがありましたよね(笑)