JTBとは何を意味するネーミングなのでしょうか?

JTBは誰もが知っている旅行代理店ですよね。
JTBはジャパン・トラベル・ビューローの略です。

インターネット宿泊予約サイトの隆盛に伴って、JTBの中にも様々な動きがあるようです。

JTBの鉄道旅地図帳 正縮尺版 (JTBのムック)

JTBは元来、日本最大のポータルサイトであるヤフーとの親和性が高い企業です。
航空会社のJALと組んで、ダイナミックパッケージへの参入も既に決まっています。

JTBを追い上げる楽天トラベルという図式が成り立っています。
楽天トラベルはANAと手を組んで、同じくダイナミックパッケージ分野へ参入してきます。
宿泊予約をネットで済ませるという行動が当たり前になっていますが、10年前には考えられなかった
ことですからね。JTBにも系列の e-Hotel という宿泊予約サイトがあります。

JTBは1912年の創業当時、ジャパン・ツーリスト・ビューローの略称でした。
その後、いくつかの社名変更を重ねて今のJTB(ジャパン・トラベル・ビューロー)になりました。

旧JTBは国鉄に当たる政府機関が中心となって作られています。
帝国ホテルも当時のJTBに出資しました。
その他、日本郵船・東洋汽船・南満州鉄道なども出資しています。

今でも国鉄の流れをくんで、JR東日本がJTBの大株主としておさまっています。

学生たちの間の就職人気企業ランキングの常連でもありますよね。
おそらく学生生活の中で、JTBを介して旅行を楽しんだ経験のある人も多いと思われます。
親近感が湧くというのも一つの理由ではないでしょうか。

JTBの当面のライバルである楽天トラベルはヤフーと敵対関係にあります。
ヤフーの検索画面には楽天トラベルの広告が掲載されていません。同じポータルサイトとして
鎬を削っている楽天トラベルの広告だけは・・・ということなのでしょうか。

JTBの今後のサービス展開が気になりますね。

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