英語脳って、どんな脳ミソのことを意味するのでしょうか?

英語脳とは、聞き取った英語を日本語に訳さないで理解する能力のことです。
テレビやラジオでも英会話の講座がめじろ押しです。国際化社会の中で衰えることを知らない
英語人気を実感しますね。

図解 英語脳のつくり方図解 英語脳のつくり方
竹村 和浩

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英語は耳から、とはよく言われることです。
文法から英語学習に入るよりも、はるかに効率的な上達法だと思います。
ヒアリング重視はTOEICテストからも伺えますよね。

耳から入ってきた英語を知らず知らずのうちに訳してしまっていませんか(笑)?
これは誰もが通る道だと思います。
聞き取った英語を即座に英語で反応するのは至難の業です。
英語の反射神経とでもいうか、そういう感性を持っている人をうらやましく思います。

英語が達者なバイリンガルは、脳の特定部位が活発に働くのではないかという報告がなされています。
その特定部位の名前を尾状核といいます。
大脳の奥にある尾状核ですが、特に左側の尾状核が活発に働くという研究結果が出ています。

女性は男性に比べて英会話学習に向いていると言われます。
左脳で論理的に考える傾向にある男性よりも、感性の鋭い女性の方が英会話の上達が早い・・・。
分かったようで分からない通説ですが、尾状核の存在は英語脳の秘密にググッと迫る切り札のような
気が致します。

尾状核は英語と日本語を切り替えるスイッチの役目を果たしているのかもしれませんね。

アジアの時代を反映してか、中国語や韓国語も人気ですね。
日本とはお互いにパートナーとして切っても切れない間柄の国です。
電子辞書なんかでも中国語や韓国語の発音が学べる時代です。英語脳と同じく、中国語脳や
韓国語脳を持つ若者が近い将来増えてくるのではないでしょうか。

それにしても、英語脳や英語耳という言葉は、いつの間にか市民権を得た感があります。
英語の勉強をしていると発音の難しさにも行き当たります。th の発音や l と r の違い・・・
英語を話すときの大きな関門ですが、「英語舌」という言葉はまだ生まれていませんんね(笑)
それだけ、語学教育にはリスニングが大切だということでしょうか。

英語脳のシワを、毎日コツコツと刻んでいきたいものです!