環境用語のアイドリングストップとは、信号待ちなど自動車の停止中にエンジンを止めることを
意味します。環境に配慮したハイブリッドカーなどには、既にこのアイドリングストップ機能が搭載されています。
ディーゼル車排ガスの浄化技術 梶原 鳴雪 by G-Tools |
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アイドリングは英語の idle に由来します。
暇な、何もすることがないといった意味の形容詞です。動詞として使われることもあるようです。
学生時代にアルバイトをしていた頃、アイドルタイムという時間帯がありました。
午後2時から5時ごろの間でしょうか、飲食店におけるお客様が来店されない時間帯のことを
そういいました。アイドルタイムには店内の掃除や食材の補充をします。夕食の時間帯に向けて
準備を着々と進めていきます。そういう意味では、決して暇な時間帯ではありませんでしたが(笑)
そうですね・・・「待機中」という言葉が一番ぴったり当てはまるでしょうか。
アイドリングストップは燃費の向上に寄与するだけでなく、騒音や環境汚染の軽減にも効果があります。
二酸化炭素の排出は地球温暖化の原因です。信号待ち、コンビニで買い物をするとき、運転中に
携帯電話がかかってきて道路脇に停車して応答するとき等々・・・アイドリングストップの活躍の場は
たくさんあります。
レオナルド・ディカプリオ〜カッコイイ〜ハリブリッドカー〜環境に優しい〜ロハスという流れは
既に皆様もCMなどでご存知のことと思います。
毎日10分間、アイドリングストップした場合の燃費計算報告があります。
なんと、毎日140cc のガソリン節約につながるそうです。
これが1年間積み重なると、約50ℓ・・・ほぼ満タンにできる計算になります。
環境、自然、それに健康にも配慮しながら経済的にも負担減になるわけですね。
1日では大して実感が湧きませんが、積み重ねによって効果が現れるというのは、無理をしないで
楽しみながら持続可能な社会を作ろうとしているロハス層にはウケること間違いなしです。
最近では観光地のバスなどに、アイドリングストップバスをよく見掛けます。
観光地は人も車も多いものです。健康や環境のことを考えると、アイドリングストップは十分に
受け入れられるのではないでしょうか。PR効果も期待できると思います。
高齢者の数が増えている我が国のことですから、ノンステップバスというのも嬉しいですよね。
時代を反映した街の中の様々な工夫に、人と人、人と自然との深いつながりを感じます。
アイドリングストップで美しい自然を取り戻しましょう!