ギークとはウェブの世界で最先端技術をいち早く取り入れ、ITに精通するエンジニアのことを
意味します。
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英和辞書を引いてみると、グロテスクなことをする見せ物師とありました。
ギークには変人というニュアンスが付きまとうようです。そこから昨今のWeb2.0の潮流にも乗って
コンピュータオタク、さらにはアーリーアダプター的なエンジニアを指す言葉に変遷していった
ようです。ギークは否定的なニュアンスを払拭し、肯定的な言葉へと変身を遂げました。
ギーク、時代を象徴する言葉だと思います。
永遠のベータ版はWeb2.0を理解する上で重要なキーワードのひとつです。どこまでいっても未完成。
常に改良を重ねながら、ユーザビリティの向上を目指して邁進していく姿はギークと重なります。
時代の最先端にギークはその身を置きます。
コンピュータオタクとは、あまりいい意味の言葉ではありませんでした。しかしながら、昨今の
テクノロジーの進化を目の当たりにすると、オタクにも光が差してきたような気がします。
アキバ系、アキバオタク、ヲタ芸・・・マスコミにも度々取り上げられる格好の取材対象ですよね。
ヲタ芸なんかは英語の geek の元の意味に限りなく近いような気もします(笑)
一生懸命に取り組んでその分野に精通する、これはとてもいいことだと思います。
ゼネラリストかスペシャリストかと問われれば、専門分野へ突き進むスペシャリストを選び
オンリーワンの価値を創造していこうとする・・・そんな昨今の風潮もギークを後押ししている
ような気が致します。