愛敬相(あいぎょうそう)とは、仏や菩薩の柔和で慈悲深い表情のことをいいます。
阿弥陀如来や地蔵菩薩などの相貌などは正しく愛敬相ですね。
愛敬(あいきょう)という言葉の語源は、仏教用語の愛敬相だったわけです。
全てを包み込んで、柔和に私たちを受け止めて下さる仏さま・・・・。
その表情には、無限大の宇宙の広がりが感じられます。どこか母親の愛に近いものを感じますね。
現代用語では「あいきょう」と発音しますが、昔は「あいぎょう」と濁音だったんですね。
経営コンサルタントの会社、「船井総合研究所」の会長をお勤めでいらっしゃる船井幸雄氏の
相貌などは愛敬相に近いのではないでしょうか。とても柔和な表情をしておられます。
「船井流経営法」の原点―船井幸雄経営五輪の書 船井 幸雄 by G-Tools |
船井幸雄氏といえば、以前にも百匹目の猿というキーワードをご紹介しましたよね。
船井幸雄氏とも懇意にされている、”マクロビオティックの権威”久司道夫氏なども愛敬相を彷彿と
させます。顔相というものがありますが、眉毛、目、鼻、口は顔の中心に寄っているよりは、
外側へ広がっている方が良しとされます。眉毛はハの字、目は離れていて、口角が上がっている・・・
そんな感じの顔に運勢が感じられます。
顔に力が入っておらず、リラックスしている・・・
年相応になれば自分の顔に責任を持て、とよく言います。
どんな顔がいいか、人それぞれ色々なご意見があると思われます。キリリと引き締まった顔がいいと
いう人もおられるでしょう。そんな中で愛敬相というのも、なかなか捨て難いお顔ですよね。
ちなみに英語で愛敬は、チャーミングでおなじみの charm です。