ガジュツとはショウガ科植物の根茎で、別名を紫ウコンといいます。
ガジュツといえば、健康志向の人にはお馴染みの生薬ですよね。
屋久島のイメージが強いガジュツですが、種子島などでも栽培されているようです。

熱帯アジアで主に栽培されているガジュツは、驚くなかれ無農薬栽培なんだそうです。
病気や害虫に強く、無農薬でも育つというたくましさを備えています。
ウコンに見られる黄色い色素成分であるクルクミンはほとんど含まれておらず、その切り口も
紫色っぽいところから紫ウコンとネーミングされています。

医師も驚いた心身を浄化するガジュツの効用
松本 康秀
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胃がもたれた時なんかに、生姜を口にすると爽やかな気分になれますよね。

ガジュツにも同じような作用があるようです。ガジュツの薬効は精油成分にあるとされています。
ガジュツを生のまま保存すると傷みやすいため、錠剤や粉末にすることが多いと聞きます。
粉末にすると、より体内に吸収される確率が高まるため、粉末ガジュツは健康を意識する人にとっては
宝物のようです。粉末にすると体内吸収率が高まるというのは、健康食材の胡麻にも言えることです。

ウコンの黄色い色素成分のことをクルクミンといいましたが、ウコンの学名は Curcuma クルクマと
いいます。さらにこのクルクマは、アラビア語で黄色を意味する kurkum に由来しています。

生姜とニンニクは料理によく使われます。
中国料理が一番使われる頻度が高いかもしれませんね。中華鍋を火にかけて油を引き、
生姜とニンニク、それから食材を投入するというのは一連のパターンではないでしょうか(笑)

ガジュツも中国で栽培されているんですよ。屋久島に種子島、中国にミャンマー、沖縄と暑い気候の
土地で作られています。ガジュツを配合した胃腸薬も販売されていますよね。
食欲不振、胸やけ、二日酔いによるむかつき、胃弱、胃もたれ、消化不良などに良いようです。
ガジュツ特有の芳香と苦味が消化を助け健胃を促進する働きがあります。

健胃を促進する「働き」・・・いいですね。
「働き」とは傍(はた)を楽にすること、こうおっしゃったのは斎藤一人さんですが、
ガジュツのチカラで他の内蔵機能が楽をさせてもらえる。これは正しく、ガジュツさまさまです。

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