スウェーデンの対岸に位置するシェラン島にクロンボー城があります。
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言葉のブログを運営していると、ひょんなことからアンテナに引っ掛かるコトバに出会います(笑)
古都の紹介をなさっているmichoさんのKOTOコレというブログを訪ねていたら、このクロンボー城の
記事に出会いました。クロンボー城にはハムレットを記念した石版があって、その石版のモデルの
名前を「アムレス王子」といったのだそうです。アムレス王子のスペルは AMLETH と綴ります。
この AMLETH の最後の H を一番前に持ってくると・・・HAMLET となります(笑)
そう、ハムレットになるんですね!これはローマ字を使った倒語ではないでしょうか。
倒語というのは何度もご紹介していますが、種→ネタ、道産子→コンサドーレ(札幌)、
スマップ→ぷっすまに代表される逆さま言葉のことですよね。
シェイクスピアの頭の中でも、言葉のパズルが駆け巡っていたのでしょうか(笑)
ルネッサンス様式のクロンボー城は、2000年にユネスコの世界遺産として登録されています。
ちなみにクロンボー城の”ボー”には、デンマーク語で”城”という意味があるんだそうです。
Kronborg の borg の部分ですね。
毎年夏になると、クロンボー城の中庭を使って演劇が催されるようです。
日本から遠く離れた国、デンマークからも倒語を見つけちゃいました(笑)
「倒語」について、勉強になりました。
日本語の倒語を見ていると、
シェイクスピアがぐっと身近に感じられるから不思議です。