資格の取り方 教育訓練給付制度とは、雇用保険に３年以上加入していた人に、国がお稽古事やスクールの費用を一部補助してくれる制度のことを意味します。

教育訓練給付制度を生かして資格を取得！

英会話やパソコンのスクールに通いながら、自身の能力開発に取り組んでいる人も多いと
思われます。キャリアアップのために転職する人も増えてきました。未来への希望を胸に、
目指す資格を取得してスキルアップを図る人も珍しくありません。

教育訓練給付制度は、そんな人たちにとって大変ありがたい制度ですよね。

教育訓練給付制度の受給資格ですが、雇用保険の被保険者だった期間（加入期間）が通算３年以上
というのが絶対条件です。
また、給付を受けるためには厚生労働省が指定した講座を受講し、必要な条件をクリアすることが
条件になります。またまた条件か（笑）・・・といった感じですが、そんなに大変なことでは
ございません。

厚生労働省が指定した講座には、一定の出席条件やスクールの認定試験合格など、修了する
ために設けられた必要条件があります。ですから、修了できなかった場合は全額負担しなければ
ならなくなります。そうならないためにも、事前に修了条件を確認しておくことが大切です。

無事に講座を修了できたら、教育訓練給付支給申請書と教育訓練修了証明書を準備して
講座終了後１ヶ月以内にハローワークで手続きを行います。

教育訓練給付制度の受給資格ですが、少し前までは雇用保険の加入期間が５年以上だったと
記憶しています。３年以上に緩和されたんですね。雇用の安定や再就職の促進に寄与する制度
ですから、その趣旨からいっても改善されたものと思われます。

教育訓練給付制度を上手く使って、新たな可能性にチャレンジ！