年末ともなると、手帳やカレンダーがネット通販でもかなりの売れ行きになります。
モレスキンの手帳も例外ではないと思われます。
モレスキンというブランド名ですが、語源を調べてみるとモグラの毛皮という意味でした。
Moleskine Large Squared Notebook by G-Tools |
英語でモグラは mole です。mole の skin というわけですね(笑)
現在使われているモレスキンの手帳ですが、その表紙は撥水加工された合皮です。
さすがにモグラの毛皮ではないんですね・・・しかし、かつてはそのネーミング通り、
モグラの毛皮で作られていたそうです。その名残りとして、手帳の表紙には毛穴のイミテーション
が残されています。
その昔、モグラの毛皮は労働用のズボンなどにも使用されていたようです。
モレスキンの歴史は古く、フランスの古都トゥールが発祥の地とされています。
手帳のモレスキンには約200年もの歴史があり、画家のゴッホやマティス、ピカソなども
愛用していたと云われています。
手帳に期限付きの目標を書き込んで、自らの行動を律していく・・・
思っていることを文字にすることによって、より深く潜在意識に入り込ませていく・・・
そんな取り組みをなさっている方も多いのではないでしょうか。
手帳ってなぜか捨てられないんですよね(笑)
自分の歩いてきた証しというか・・・ここ10数年分の手帳が本棚の片隅に積まれています。
来年はどんな手帳に夢を描いていこうか、只今思案中です。
◇英語の表現をひとつ。as blind as a mole ・・・(モグラのように)盲目の、という意味です。