街のあちこちでクリスマスツリーやサンタクロースが登場します。
さて、サンタクロースの語源はどこにあるのでしょうか?
東ローマ帝国小アジアの司教だった聖ニコラウスに由来します。
サンタクロースは英語で、Santa Claus と綴ります。
これは米語の St.Nicholas の異形であり、聖ニコラウスが訛った言葉であることが分かります。
つまり、このブログでも再三に渡って記事にしていますが、
サンタクロースという言葉も転訛の一つだったんですね。
ニコラウスの名前の前にある「聖」ですが、これは英語の saint を意味します。
キリスト教の厳密な意味で、列聖(れっせい)された聖人のことを指します。
列聖とはカトリックで、聖人の位に列することを意味します。
教会で聖者の列に加えることを canonize といいますが、この名詞は canon なんですね。
今をときめくキャノンのネーミングの由来でもご紹介しましたが、ひょんなところでコトバの
つながりを感じてしまいます(笑)
クリスマスのサンタクロースにも、様々な言葉の歴史が隠されています・・・。