いますが、そこへオーストラリアの検索エンジンが割って入ろうとしています。
ムーターは英語で、討論するという意味になります。
moot court で、法学生のための「模擬法廷」を表します。ユーザーがある事柄を調べようとして
ムーターにある言葉を入れます。そうすると、その言葉に呼応するように様々なカテゴリーが
表示されてゆきます。ムーターが言うところのクラスタリングサーチという機能です。
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英語の意味そのままに、議論に持ち出された言葉が(ユーザーが書き込んだ言葉が)、
ブレーンストーミングのように広がりを持ち始めます。ユーザーの考え方をあらかじめ
予測する展開とでも言いましょうか(笑)
ムーター、これはなかなか面白い検索エンジンです。
ムーターには Mooter検索と Star Burst検索があって、特に Star Burst検索は検索キーワードに
対して、クラスター(カテゴリーのようなもの)が星型に広がり、視覚に訴える仕組みになっています。
言葉のコレクションでも、試験的に、ムーターをサイト内検索に使用しています。
中国の検索エンジン「百度」も来年早々、日本に上陸する予定です。
オーストラリアのムーターは一足早く、今年2006年2月14日からウェブ検索サービスと
して日本語での取り扱いを始めています。韓国の検索エンジンも、これから日本にやって来る
ようです。日本の市場はそれだけ魅力的だということでしょうか。
ブログの普及は、検索エンジン業界の活性化にもつながっているんでしょうね。
ゴールドコーストやエアーズロックに代表される観光のイメージが強いオーストラリアですが、
IT分野でも確実にその芽は出始めているんですね。
ムーターの今後に期待です!