泉ピン子さんが主演のようですが、映画では吉行和子さんががばいばあちゃんの役をなさって
いたようです。
がばいばあちゃんということで、形容詞として用いられていますが、実はこの用法は間違いと
いうことです。まあ細かいことは抜きにして、スゴいばあちゃんという意味ですね(笑)
お笑いの島田洋七さんの著作によるものですが、実体験を基に描かれています。
島田洋七さんといえば、お笑いブームで一世を風靡したあのB&Bを思い出します。
その後は人生の浮き沈みをご経験なさったようですが、佐賀のがばいばあちゃんで、また大きな
ヒットに恵まれたようです。
物質的には恵まれていなくても、逞しく生きるがばいばあちゃんの姿からは現代人が忘れ
かけている心の豊かさが感じ取れます。現実をどう受け止めるか、それによって大きく
変わってきます。簡単に言ってしまえば、プラス思考・マイナス思考ということになるんで
しょうが、人の心の広さや度量の大きさといったものがどれほど大切かが思い知らされます。
佐賀弁のがばいにも、良い味が感じられていですね(笑)
泉ピン子さんもハマリ役、見事なキャスティングです!
この小説は本当におもしろかったですよね。
最近ふさぎこんでいたところがあったので、おさのおばあちゃんのおかげで少し元気が出ました。