Synthetic Personality Inventory の略で総合適性検査、あるいは総合人物評価と訳されます。
一頃の就職氷河期を抜け出して、
企業も人を求めるようになってきたようです。
学生の就職活動を略して就活なんて言ったりしますが、就活にも活気が戻ってきているのではないでしょうか。
記憶しています。ところが最近では、SPIなるものが出てきています。単に知識があるから
といって採用していいのだろうか?知識が幾分足りなくても有望な学生はたくさんいるはずだ。
そんな企業側の思惑からSPIは誕生しました。
SPIは従来の能力適正テストに、性格適正テストを新たに付け加えたものです。
どうして若者は3年以内に会社を辞めるのか?なんていう言葉も流行っていますよね。
頭でっかちの学生を採るばかりではなく、心の部分にもメスを入れてみてはどうだろうか?
そんなノリなんでしょうか。
SPIのSは synthetic でしたが、「総合的な、合成の」という意味の形容詞になります。
inventory には財産目録、在庫品などの意味があります。その人の元々持っている総合的な
在庫状況を調べる(笑)・・・といったニュアンスになるでしょうか。
SPIはリクルートが作ったようですが、今では人事測定研究所が運営しています。
就職活動を控える学生にとって、SPIの文字は闘志を掻き立てることでしょう!