PISAとは学習到達度調査のことをいい、The Programme for International Student
Assessment の略称です。
PISAの”I”は international を意味しますので、国際的な学習到達度調査ということになります。

15歳児を対象とする国際的な学力調査のことですが、学力の低下が問題になっている日本に
とって、とても興味深い調査ではないでしょうか。

ゆとり教育という言葉がもてはやされて、既に幾歳月が過ぎ去りました・・・。
「国家の品格」の著者である藤原正彦氏も日本の再生のためには教育が最重要テーマであると
述べておられます。
ITでのし上がって来ているインドの子ども達は、九九を幼少時から徹底的に叩き込まれる
ことで知られます。理屈ではないんですよね(笑)とにかく吸収できる内にどんどん覚えてしまう。

PISAは経済協力開発機構(OECD)加盟国による共同開発によります。

数学的リテラシー、読解リテラシー、科学的リテラシー、問題解決能力の4つの領域で
学力が問われます。問題解決能力などは、いかにも現代的ですよね。

PISAの”A”に当たる assessment には査定や評価といった意味があります。
この場合は学力の査定、評価といった意味合いになりますが、assessment の元の意味は課税です。
財産や収入を査定、評価して課税する・・・そんなニュアンスがあるんです。

assess a house at 5,000,000 で、家を500万円に評価する という意味になります(笑)

PISAに呼応するかのように、日本国内でも全国学力調査が行われています。
国公私立の小6、中3の児童・生徒全員を対象に行う国語と算数(数学)のテストのことで、
文部科学省が運営しています。

私はもう、PISAや全国学力調査を受けることは出来ませんが(笑)、教育分野の重要キーワード
として覚えておきたいですね。

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