リスニング・発音部門のランキングではありますが、英語とリスニングの深いつながりを再認識させられますね。
リスニング問題に重点が置かれるTOEICをはじめ、資格試験問題でもリスニング力は
大きな比重を占めます。リスニングが苦手、リスニングが出来ない・・・もしこう思っている
ならば、発想の転換が必要です。
英語を聞き取れない理由は発音にあったのです!
自分で発音できない音は、きちんと聞き分けることができないのです。
つまり、発音ができるとリスニングができる・・・なんだかコペルニクス的発想の転換が
引き起こされます。
人間は生まれながらにして、聞こえた音は必ず発音できるようになっている。
こうおっしゃっているのは、スピードラーニング開発者の大谷登さんです。
リスニングと発音の密接な関係が、英語学習の鍵を握っているのかもしれませんね。
英語と日本語の音はそれぞれにかけ離れています。
英語には40個以上の音があるそうですが、日本人が正しく発音できるのは、その内の
たった数個だけだそうです。愕然とする事実ですよね。英語が聞き取れない大きな原因は
こんなところにあったのです。
英語耳、実にセンセーショナルな(笑)題名です。
脳トレをはじめとする「脳ブーム」を感じる今日このごろですが、脳の他にも五感をフルに
使って学習するという姿勢には共感が持てます。
視覚の目、聴覚の耳、嗅覚の鼻、触覚の皮膚、味覚の舌・・・
これらを総動員すれば「英語耳」の他にも、英語目・英語鼻・英語肌(あるいは英語皮膚)・
英語舌なんていうコトバも生まれてくるかもしれません(笑)
実際に「英語舌」というコトバは既に存在します。
「英語目」はちょっと難しいかもしれませんね。中学英語や高校英語に代表される今までの
英語学習が英文法や語彙、それに速読などを推奨する「目」で学習する英語でしたからね。
皮膚感覚で学習する英語といえば、語学留学やホームステイということになるんでしょうか。
実際に現地に行って、現地の人と交流することによって英語を学習する。
その国の歴史や文化にまで領域を伸ばしていきながら、英語皮膚(笑)を養うことになります。
英語鼻はどうでしょうか?
これもちょっとヒネリが必要なような気がします。
外国の方には体臭があると言います。日常的に食べている食物によって体臭は決まるとも
言われています。そういう視点に立てば、食生活を知るひとつの手掛かりになるのが英語鼻、
ということになりますかね?
随分話は逸れてしまいましたが、英語耳の育成に日夜取り組んで参りましょう!
トラックバックありがとうございます。
英語学習、お互いにがんばりましょう!