えんぴつでなぞるナツメロとは、金園社から出版されている「読んで書いて歌う本」のことです。

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えんぴつでなぞるナツメロ―読んで書いて歌う本
金園社企画編集部
金園社 2006-07

えんぴつでなぞる童謡・唱歌 えんぴつで百人一首―懐かしい歌を書き写してみませんか えんぴつで書いて読む日本の名作―芥川龍之介/宮沢賢治/新美南吉/安房直子 えんぴつで楽しむ源氏物語―読む!書く!塗る!学ぶ!6週間で味わう二百十首 えんぴつで書いて読む日本の童話―新美南吉/神沢利子/あまんきみこ/森山京

by G-Tools , 2007/01/21

えんぴつでなぞる〜シリーズが大ヒットのようです。

読んで字の如く、童謡や歌詞を鉛筆でなぞっていく消費者参加型(笑)の本なのですが、
飛ぶように売れているようです。

えんぴつなんて懐かしいですよね。
シャーペンやボールペンが幅を利かせて、長い間えんぴつの出番がありませんでした。
えんぴつにしか出せない柔らかいタッチがあるはずです。
どこか郷愁を誘う「えんぴつでなぞるシリーズ」は、癒しやヒーリングを求める現代に
上手く合っているのかもしれません。

これからの時代のキーワードとして、内部統制やメンタルヘルスを挙げる人がいます。

えんぴつでじっくり、昔の美しい日本語をなぞっていると、知らず知らずの内に癒されている
自分を発見するのかもしれません。日本の言葉を味わいながら、ゆっくりと手を動かして
みたいものですね。

  • 雨夜の品定めなんて、日本情緒を感じさせる”美しい日本語”ですよね。