えんぴつでなぞるナツメロとは、金園社から出版されている「読んで書いて歌う本」のことです。
読んで字の如く、童謡や歌詞を鉛筆でなぞっていく消費者参加型(笑)の本なのですが、
飛ぶように売れているようです。
雨夜の品定めなんて、日本情緒を感じさせる”美しい日本語”ですよね。
飛ぶように売れているようです。
えんぴつなんて懐かしいですよね。
シャーペンやボールペンが幅を利かせて、長い間えんぴつの出番がありませんでした。
えんぴつにしか出せない柔らかいタッチがあるはずです。
どこか郷愁を誘う「えんぴつでなぞるシリーズ」は、癒しやヒーリングを求める現代に
上手く合っているのかもしれません。
これからの時代のキーワードとして、内部統制やメンタルヘルスを挙げる人がいます。
えんぴつでじっくり、昔の美しい日本語をなぞっていると、知らず知らずの内に癒されている
自分を発見するのかもしれません。日本の言葉を味わいながら、ゆっくりと手を動かして
みたいものですね。